ブリ（ぶり）（yellowtail）

　ブリは、一年中いちねんじゅう食たべることができる魚さかなですが、冬ふゆのブリは、とても美味おいしいです。

　１２月がつから１月がつぐらいが、一番いちばん美味おいしいと言いわれています。

　この時期じきのブリを「寒かんブリ」と言いいます。

　寒さむい冬ふゆのブリ、という意味いみです。

　ブリの料理りょうりでは、「照てり焼やき」が、一番いちばん有名ゆうめいでしょう。

　照てり焼やきとは、少すこし甘あまくした醤油しょうゆをつけて焼やくことです。

　「照てり」というのは、光ひかるという意味いみです。

　醤油しょうゆをつけて焼やくと、魚さかなの表面ひょうめんが光ひかるからです。

　ハマチ（young yellowtail）という魚さかながいますが、ハマチもブリも同おなじ種類しゅるいの魚さかなです。

　ハマチが大おおきくなると、ブリになります。

　大おおきさが、大体だいたい８０ｃｍ以上いじょうのものをブリと言いいます。

　このように、大おおきくなると名前なまえが変かわる魚さかなのことを「出世魚しゅっせうお」と言いいます。

　出世しゅっせする魚さかなということですね。

　出世魚しゅっせうおを食たべると、良よいことがあると信しんじられています。

　だから、正月しょうがつにブリを食たべます。

　さあ、みなさんも、おいしいブリを食たべましょう。

　そして、みなさんに、何なにか、いいことがありますように！

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