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吹雪(snowstorm)12月に入ると、「吹雪に注意してください」というようなニュースが流れ始めます。 東京や大阪では、それほど、雪は降りません。 降っても、雪が積もるのは、めずらしいことです。 しかし、北の方や、日本海に近い場所では、たくさん雪が降ります。 (日本海:the Japan Sea) 雪がたくさん降る地方を雪国と言います。 (雪国:a snowy region)
例えば、「東北や日本海側の雪国では、毎年、たくさん雪が降ります」などと言います。 激しい雪の嵐を吹雪と言います。 (嵐:storm) 「山で吹雪に襲われた」などと言います。 「吹雪」は「吹く雪」と書きます。 「はげしく雪が降っている」だけではなく、「はげしく風が吹いている」ことを意味しています。 日本語には、雪に関係する言葉が、たくさんあります。 いくつか見てみましょう。 ・初雪(the first snow) その冬で最初に降る雪です。 ・雪だるま(a snowman) 雪がたくさん降ると、子供たちが、雪だるまを作ります。 「だるま(a Daruma doll)」とは、顔の形をした飾り物のことです。 形が、だるまに似ているから、日本では、雪だるまと言います。 ・雪合戦(a snowball fight) 雪を投げ合って遊ぶことです。 雪が降ると、子供たちが、雪合戦をします。 ・雪まつり(a snow festival) ・雪かき(をする)(to shovel away the snow) 積もった雪を取り除くことです。 (取り除く:to remove; to take away)
日本の北の方では、雪かきをしないと、道を歩けなくなります。 また、屋根の上の雪も、雪かきをします。 そうしないと、雪の重さで、家が壊れてしまうからです。 *** 都会に住んでいる人は、雪がめずらしいので、雪が降ると喜びます。 しかし、雪の多い地方の人にとって、雪は、とても危険なものなのです。 みなさんも、雪に気を付けながら、楽しんでください。
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