ジョーク（joke）

１．客きゃくと従業員じゅうぎょういん

　ホテルで。

　客きゃくと従業員じゅうぎょういんの会話かいわ。

　客きゃくが言いった。

「部屋へやのエアコン、壊こわれている」

「いいえ。壊こわれておりません」

「こんなに、暑あついじゃないか」

「いいえ。エアコンは壊こわれておりません。

　部屋へやが暑あついのは、火事かじでホテルが燃もえているからです」

（火事かじなら、まず、逃にげるべきでしょう！）

（同おなじようなジョークが他ほかにもあります。）

　船ふねで、客きゃくと船員せんいんの会話かいわ。

　客きゃくが言いった。

「トイレが壊こわれている」

「いいえ。壊こわれておりません」

「こんなに、水みずが、あふれているじゃないか」

「いいえ。トイレは壊こわれておりません。

　水みずがあふれているのは、船ふねが、今いま、沈しずんでいるからです」

（船ふねが沈しずんでいるなら、まず、逃にげるべきでしょう！）

２．病院びょういん

　手術前しゅじゅつまえ。

　看護婦かんごふと、年としを取とった医者いしゃの会話かいわ。

　看護婦かんごふは言いった。

「先生せんせい。

　医者いしゃでも、初はじめての手術しゅじゅつの時ときは緊張きんちょうするものですか？」

「さあ、どうだろう」

「もう昔むかしのことだから、忘わすれましたか」

「いや。

　私わたしは、今回こんかいが初はじめてなんだ」

（この医者いしゃは、年としを取とるまで、何なにをしていたのでしょう。）

（「医者いしゃの初はじめての手術しゅじゅつ」に関かんするジョークは、いくつかあります。）

　手術前しゅじゅつまえ。

　患者かんじゃと医者いしゃの会話かいわ。

　患者かんじゃは言いった。

「先生せんせい。

　初はじめての手術しゅじゅつなので、緊張きんちょうしています」

「大丈夫だいじょうぶだよ。私わたしも初はじめてだから」

（それは、大丈夫だいじょうぶではないですね。）

（他ほかにも、あります。）

　患者かんじゃと患者かんじゃの会話かいわ

　一人ひとりの患者かんじゃが言いった。

「今日きょうの手術しゅじゅつ、受うけたくない」

「どうして？」

「だって、看護婦かんごふが、『初はじめての手術しゅじゅつでも大丈夫だいじょぶです』って言いったんだ」

「じゃあ、大丈夫だいじょうぶだろう」

「いや、その看護婦かんごふは、俺おれじゃなくて、医者いしゃに向むかって言いったんだ」

（……大丈夫だいじょうぶではないですね。）

３．男おとこと女おんな

（では、次つぎに、男おとこと女おんなのジョークを見みてみましょう。）

男「君きみがデートしてくれないなら、僕ぼくは、もう死しぬ」

女「じゃあ、日ひにちを決きめましょう」

男「うん。いつ、デートする？」

女「いや、葬式そうしきの日ひにち……」

（このような形かたちのジョークは、他ほかにも、あります。）

男「君きみが結婚けっこんしてくれないなら、僕ぼくは、もう死しぬ」

女「じゃあ、日ひにちを決きめましょう」

男「うん。はやく、結婚式場けっこんしきじょうを予約よやくしないと」

女「いや、葬式そうしきの日ひにち」

（楽たのしんでもらえましたか？）

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